膝の成長痛「オスグット」
2024/10/16
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名古屋市瑞穂区にあるスポーツ障害【オスグッド病】の施術を得意とする和奏治療院です。
膝の成長痛「オスグッド」、スポーツをされている方は一度は聞いたことがあるワードだと思います。 オスグッドとは膝下の脛骨(すねの骨)と呼ばれる骨の脛骨粗面という少し骨が出っ張っている部分が大腿四頭筋と膝蓋靱帯に引っ張られ、骨が少しずつ突出してきて痛みが出現します。
症状は運動時の痛みや酷いと安静時の痛み、熱感、腫れなどがでます。 症状が強いと膝を曲げただけで激痛が走りしゃがむことができなくなってしまう子もいます。
そもそも何故、オスグッドになるのか? 小学生高学年から中学生の男子に多く、なりやすいスポーツはサッカー、バスケ、バレーなど膝を伸ばす動きが多く大腿四頭筋から膝蓋靱帯を介して脛骨粗面が繰り返し骨をけん引して炎症が起きます。
大腿四頭筋のオーバーユースや柔軟性の低下が痛みを出す原因とされています。が、身体の使い方(左右のバランス)が悪いことで大腿四頭筋が頑張りすぎてしまう状態になっている場合もあるので、当院では太もも、膝だけでなく身体全体を見させていただき施術していきます。
成長期のお子さんはやわらかい骨から硬い骨に成長する過程で不安定な状態です。オスグッドの痛みを我慢してスポーツを続けてしまうと骨が剥離してしまう裂離骨折をおこしてしまう子もいます。 そうならない為に早めに医療機関にかかり、専門家のもと施術、ケアをすることをお勧めします。